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上顎前突(出っ歯)と叢生(乱食い歯)のケース

患者様は中学1年生の女の子でした。前歯が出っ張って、ガタガタなのが気になるので治したいとお母様と一緒に相談に見えました。

        

診断の結果、顎の大きさと歯の大きさのバランスが悪く、顎が狭いため小臼歯の抜歯をして矯正治療を開始しました。

抜歯が必要なケースは抜歯せず無理やり矯正すると歯が前に出てしまい横顔のプロフィール(見た目)がすごく悪くなってしまいます。

正しく診断をしやはり抜歯が必要と結果が出たケースは抜歯をすべきだと私は考えています。

治療中ですが終了直前の状態です。

治療期間は約2年でした。 見た目もかみ合わせも良好で非常に安定いた状態になりました。

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奥歯のインプラント修復ケース

40代後半の女性で右下の奥歯が欠損して噛みにくいとの事で相談にみえました。

バレーボールをされていて奥歯を噛みしめる事が多く片方だけ歯がないのは噛みしめにくいとの事でした。

義歯(入れ歯)では力が入らないとの事でインプラントで治療をすることになりました。

インプラントを2本埋入し3か月待って上部構造をセットしました。

型を取る直前です。型をとってセラミックの差し歯をセットしました。

今、左下の奥歯も噛みしめるために歯根が破折してきてインプラント治療の予定です。

スポーツをよくされる方には奥歯の噛みしめが非常に重要で、噛みしめられないと力がでません。

プロスポーツ選手もこのような理由で今はほとんどの方がインプラント治療を受けられているようです。

そういう方にはインプラントはお勧めです。

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歯医者に治療に通えば通うほど歯は悪くなります!

歯科医の私がいつも思っていることがあります。それはタイトルにある通りです。

なぜこんな事がおこるのでしょうか?

答えは  『歯を削るからです!』 

ここに一つの症例があります。まずご覧になって下さい。

この症例はもともと永久歯の先天欠損と言って永久歯が上下で5本欠損しています。

この欠損の治療にはインプラントを使用して健康な歯は全く削っていません。

年齢も10代の後半でこれから後60年以上歯を保っていかなければいけません。しかし健康な歯を削っていないため予防処置をおこない新たな虫歯や歯周病に注意すればこれも可能だと考えます。

しかし日本の保険制度ではこのケースを治療するのにどういう方法があるでしょうか?

医療保険では歯の欠損に対しては「入れ歯」か「ブリッジ 差し歯」しかありません。

入れ歯は歯を削らずに作る事も可能ですが、10代の患者さんにはあまりにかわいそうですしほとんどの方は拒否されます。

では固定の歯を入れましょう と言うことになりますが、「ブリッジ」という治療を行うためには両隣りの健康な歯を削って型を取らないといけません。

これが致命的です。歯のエナメル質を削った瞬間にその歯の寿命は10年短くなります。エナメルを削った歯は虫歯にもなりやすくなります。しばらく良くても数年たつと虫歯になり再治療、進行が早ければ最悪の場合神経をとる事になります。この時点でその歯の寿命は20~30年短くなり、次治療するときは抜歯となります。 これが今日本中で行われている歯科の保険治療の顛末です。

もし歯がなくなってその両隣りの歯が健康な歯だった患者さんで、それが私の家族、親族であればブリッジは上記の理由から私は絶対にしません。

第一選択はインプラント、持病などがあって外科ができない場合は義歯で治療をすると思います。

健康な歯を(エナメル質)を削らなくても済むように歯医者の仕事は治療から予防にシフトする時代になってきています。

一生自分の歯で食事ができるように予防のために歯科医院に通ってくれる患者様が増えることを心から願っています。

虫歯や歯周病にならなように対策をすることが予防歯科です。矯正治療やインプラント治療も予防歯科の一環だと考えています

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重度の叢生(乱食い歯)症例

患者様は16歳の男子高校生で、歯がガタガタで見た目もかみ合わせも悪いので治したいとの主訴で相談にみえました。

 

診査の結果、歯のサイズに対しての顎の幅、奥行きも狭くそれぞれの歯が生えるスペースが極端に不足してあちこちに歯が飛び出している状態でした。矯正の資料をとって診断を行い、上下左右の親不知4本、上の小臼歯2本、右下の小臼歯1本の合計7本の歯を抜歯して矯正治療を開始しました。

治療期間は約2年、高校の卒業までには終わらせたいとの希望があったので間に合って良かったです。

治療中と治療後の写真です。

この症例のように歯と顎の大きさのアンバランスが大きい場合はやはり抜歯が必要になります。

抜歯せずに矯正できればその方が良いに決まっていますが顎がもともと狭いと抜歯しないと治療ができないケースが多いです。

抜歯を避けるためには中学、高校生になってからでは手遅れで、顎が成長する小学生低学年から顎が狭い場合は顎を大きくするアプローチをする事が大切です。

乳歯の時は永久歯になるまで待ちましょう。と言うのは時代遅れです。様子を見ていてもまず良い歯並びになる事はありません。

何かおかしいな?って思った時が治療の時期だと私は思います。 その決断がお子さんのその後の人生にも大きな差が生まれます。

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ホワイトニング症例

20代前半の女性で歯の黄ばみが気になるとの事で相談にみえました。

診査の結果歯質は問題なく家庭で行うホームホワイトニングで充分白くなると診断しました。

術前と術後です。

約1か月で終了できました。個人差もありますが、1~2か月でこれぐらい白くなります。

急ぐ場合は(ウエディングに間に合わせたい等。。)オフィスホワイトニングと併用すれば2週間ぐらいで終わらせる事が可能です。

ただ急速に白くした歯は後戻りしやすいという欠点がありますのでホームホワイトニングでじっくりゆっくり漂白したほうがお勧めです。

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上顎インプラント症例

患者様は60代女性 歯肉からの出血と右上がぐらぐらして痛みがあって噛めない状態でした。

上のブリッジ(差し歯)がすべて合わなくなって清掃性が悪く、全体的に歯周病の進行の原因になっていました。

下の前歯の状態も動揺があり歯周病の進行がみられました。

左上のぐらぐらの歯は抜歯して全体の歯周病治療の後、上のブリッジをすべて新しく作り変えました。

歯のなくなった部分はインプラントを2本使用しインプラントブリッジに置き換えました。また下の前歯のブリッジも新しくやりかえました。

清掃性も良くなり非常に安定した状態になっています。

術前と術後のレントゲンです。

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上顎無歯顎のブリッジ症例

患者様は50代の女性 接客業のため見た目を重要視されてインプラントの相談にみえました。

義歯だと話している時に外れたりすると非常にまずいとのことでインプラントをまず上顎に希望されました。

CT検査、診査の結果、骨質や歯肉の状態に問題はなくインプラントの埋入手術の当日に仮歯のブリッジを固定する術式(即時負荷)を計画、実施しました。

この仮の歯は手術前にコンピュータシュミレーションによって事前に作製しておき、インプラントの埋入後ほぼ無調整で適合させることが可能です。

上顎の骨はインプラントとしっかりと結合するまで6か月以上治癒期間をおきます。一番奥のインプラントは骨密度が低かったので即時負荷はさせないで治癒を待ちます。

レントゲンの術前、術後です。

充分な治癒期間を置き、最終のブリッジが入りました。

定期的なメンテナンスのためにスクリュー固定にしています。将来の修理やクリーニングのために必要なときには外ずせるようにしています。

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多数歯齲蝕による審美障害のケース

患者様は50代の男性で前歯の虫歯で見た目が良くないのと奥歯の銀歯も気になるとのことで来院されました。

診査の結果中度の歯周病と多数歯の齲蝕が全額に見られ、歯周治療と虫歯の処置、根管治療(根っこの治療)が必要でした。

約3か月かけて歯周治療と根管治療、虫歯治療を行い、状態が安定したことを確認し補綴処置(差し歯、ブリッジを作る処置)に移行しました。

この患者様は長持ちし歯ブラシ等のメンテナンスがやりやすく見た目も綺麗にしたいとのことで材質はセラミックを使った差し歯、ブリッジを希望されました。

術後4年経過しましたが状態は非常に良好に維持されています。

セラミックは歯の汚れ(プラーク)が付着しにくく歯ブラシが容易になり2次的に歯周病の予防がしやすくなります。

もちろん定期的な健診とクリーニングには熱心に通ってきていただいている結果でもあります。

差し歯やブリッジを長期に維持するためには家庭での正しいケア(プラークコントロール)と定期的なプロフェッショナルケア(歯科衛生士によるクリーニング)の両方がうまくかみ合って初めて達成できます。 セルフケアのみでは必ず数年後にまた悪くなってしまいます。

痛みがなく問題がなくても定期的に歯科医院での健診とクリーニングは是非お勧めします。お口の健康を守る事は食べる機能を維持し、しいては全身の健康を守る事につながっていると私達は考えています。

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上顎の骨の少ない部位のインプラント(上顎洞拳上術)ケース1

上顎の奥歯の歯を失うとその部位の骨は年数がたつうちに厚みがなくなってきます。

解剖学的には上顎洞という副鼻腔が鼻の横に存在するために口腔内から上顎洞までの骨の厚みが1~5mmぐらいしかなくそのままではインプラントの埋入ができません。

そこでインプラントの埋入のために人工的に骨を造る技術(上顎洞拳上術)を併用します。

インプラントを埋入する手術の際にインプラントホールを形成した際に人工骨を口腔内から上顎洞の中の粘膜下に填入拳上してインプラントを埋入固定します。

このようなケースは残存している骨の厚みにも寄りますが人工骨が骨と置き換わるもしくは結合するまで6~8か月待って上部構造物のセラミックをいれます。 充分な治癒期間をおかないとインプラントが骨と結合しなくなり脱落してしまうリスクを伴います。

患者様の心理としては早く歯を入れたいと思いますが、焦らずじっくり腰をすえて治療に望むことが成功のポイントだと思います。

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ホワイトニング(テトラサイクリン着色歯のケース)

患者様は40代の男性、歯の着色を白くしたい希望がありました。

このケースは抗生物質のテトラサイクリンを子供の時期に服用したことで副作用として発育中の永久歯が灰色に着色してしまう事で起こる歯の後天性の変色のケースです。

ホワイトニングの中で漂白が難しいとされており期間最低3か月 ケースによっては7,8か月かかる事あります。

以前はセラミックを貼り付けるポーセレンラミネートやセラミックを被せる治療でしか改善は難しいとされてきました。しかしこの方法では健康な歯を削らなくてはなりません。

このケースは濃度の高いホワイトニングジェルを使用してホームホワイトニングを試みました。

使用したホワイトニングジェルは21%過酸化尿素と6%過酸化水素の混合ジェルを1日2時間 (2時間以上は知覚過敏が非常に強く出ることが多いため)使ってらいました。 期間は約4か月 途中オフィスホワイトニング併用しています。

ただ注意すべき事はすべてのテトラサイクリン歯がこのように漂白されるとは限らず、全く反応しないケースあります。

いずれにして非常に難しいケースです。

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