2015年10月23日 10:29 PM | カテゴリー:審美歯科, 矯正歯科
プチ矯正 挺出(歯の根を引っ張り出した)ケース
姫路 よねやま歯科のプチ矯正ケースです。
矯正治療にはフル矯正と部分矯正(プチ矯正)とがあります。前歯が1、2本ちょっとゆがんでいる とか 1本だけ歯列から出ているとか 前歯の長さが違っていて見た目が悪いとかの場合 部分矯正で短期間で劇的に改善できる事が多いです。私個人的にも非常に得意な治療分野の一つでもあります。
このケースは右上の前歯1本は保存が難しく抜歯が必要ですが、この時点で抜いてしまうと歯肉が下がったままになってしまいブリッジ治療をしても歯の長さがそろいません。
そこでプチ矯正で歯を引っ張り出して歯肉も一緒に揃えていき、歯肉の高さがそろったところで抜歯します。
このように矯正治療を使う事で審美的な修復が簡単に実現できます。矯正中の痛みはほとんどありません。歯に矯正力をかけると歯だけが動くのではなく周りの歯周組織も移動もしくは増殖して増えてきます。この特徴をうまく利用すれば不揃いの歯肉ラインを綺麗に揃える事が可能になります。